大切な遺品整理はどんな業者に頼めば良い？遺品整理業者の選び方

1-1.片付け代行業者

片付け代行業者は、物品の仕分けや片付けを行います。不用品の回収や買い取りは行わないため、処分や買い取りを考えておらず、故人の住まいをただ片付けたいときに依頼すると良いでしょう。

1-2.不用品回収業者

不用品回収業者は不用品の回収と、処分を行います。不用品の買い取りを行うこともありますので、遺品を大量に、一気に処分したい場合に適しています。

1-3.リサイクル業者

リサイクル業者は再利用できる遺品を買い取りします。高価なもの、貴重なものが遺品の中に多い場合や、できるだけ安く遺品整理したい場合に利用すると良いでしょう。ただし、買い取りできるものは限られているので、すべてを処分はできません。

1-4.遺品整理業者

遺品整理業者は遺品の仕分けから片付け、不用品の処分から買い取りまでを行います。故人の住まいが遠方の場合、遺品整理を一度に終わらせたい場合、遺品整理をする体力に自信がない場合におすすめです。

2-1.遺品整理士が在籍しているかどうか

優良な遺品整理業者を見分けるポイントに、「遺品整理士」の有資格者がその業者にいるかどうかが挙げられます。

遺品整理士とは一般社団法人遺品整理士認定協会が発行している資格です。この資格は、遺品整理の作業方法やその心得に関する約2ヶ月の講座を受けた上で、遺品整理の専門家として適合していると判断された人のみに与えられる資格です。

遺品整理業者には資格なしで営業しているところが多いため、遺品整理士の資格を持っている業者はかなり信頼できる遺品整理業者だといえます。

2-2.訪問での見積もりを行うかどうか

遺品整理を依頼するときには、事前に見積もりを取るようにしましょう。

見積もりの際に、現地を訪問し、状況を見た上で見積もりをするかどうかが、重要なポイントとなります。訪問して見積もりを出さない業者は、当日になって追加請求をする可能性があるため、実際に現地を訪問してから見積もりを行う業者を選ぶようにすると安心です。

2-3.見積もり書の記載方法

見積もり書にも遺品整理業者を見分けるポイントがあるので、いくつか挙げていきます。

・書面で見積もり書を渡すかどうか

書面で見積もり書を作成するものの、渡さない業者は当日に追加料金を請求する可能性があるので注意しましょう。見積もりをしてもらう際には必ず、書面で作ってもらい、手渡してもらうようにしましょう。

・作業内容と金額が具体的に記載されているかどうか

見積もりに作業内容を具体的にきちんと記載し、項目ごとに分けて金額を明記しているかどうかを確認しましょう。「作業一式」など曖昧な記載がされている場合には注意が必要です。

・追加料金の記載の有無

見積もり書にこれ以上の追加料金がないかどうか、ある場合にはどのようなケースがあるのかがきちんと記載されているかチェックしましょう。見積もり書に記載されていない作業を頼まれたので追加料金が発生する、などと理由をつけて法外な請求をする業者がいるので要注意です。

・不用品の買取価格・処分費用が記載されているかどうか

見積もり書に不用品の買い取り価格と処分費用は何に、いくら金額がついているのか具体的に記載があるかどうかを確認しておきましょう。