大型の家具は粗大ごみとして処理されることも多いため、処分を検討するときは、自治体を利用する方が多いでしょう。しかし自治体にお願いした場合、自分で持ち運ぶ必要がありますし、そのままごみとして処分されてしまうため、リサイクルはできません。 大型家具は高値で取り引きされることもあるので、少しでもお金にすることを考えてみてもよいでしょう。処分方法はいくつかありますので、この記事を参考に、自分にあった方法を探してみてくださいね。
1.大型の不用品（粗大ごみ）の処分方法は？
不用品の中でも大型のごみ（粗大ごみ）は、他の不用品とは違う方法で処分が必要であるため、面倒に感じている人もいらっしゃるでしょう。とくに引っ越しシーズンや年末の大掃除のときなど、大型の家具が不必要になったときには、処分する方法を探すことになります。
無料で処分できるときけばお得に感じるかもしれませんが、中には悪徳業者もいるので気をつけないといけません。処分にかかる費用を抑えたい気持ちはわかりますが、悪徳業者に引っかからないようにするためには、あらかじめいくつかの処分方法を知っておく必要があります。
1-1.自治体に依頼
不用品が大型（粗大ごみ）の場合、自分の住んでいる地域の自治体に処分をお願いできます。持ち運ぶ必要があるので、力のないお年寄りや女性にはあまりおすすめできませんが、安い価格で処分が可能である点はメリットといえるでしょう。
品目や地域によって差はありますが、たとえば「シングルベッド」なら2,000円ほど、「テーブル（長辺が150cm未満）」であれば800円ほどで処分できます。処分にかかる費用は、公式サイトから確認も行えますので、費用を算出しやすいです。
1-2.リサイクルショップを利用
大型の不用品の状態が良好なら、売ることも可能です。お店に持ち込み、買い取ってもらえば、不用品がお金になります。
また、リサイクル店の種類によっては、宅配サービスを行っていることもあるので、持ち運ぶ手間を省けます。ただし出張査定には出張費がかかる場合や、査定の結果によっては買い取ってもらえない可能性もあるので注意しましょう。
1-3.回収業者に依頼
回収の専門業者にお願いすれば、大型家具や不用品をまとめて処分してもらえるので、便利です。大型の不用品は処分できないと粗大ごみとして残ってしまうので、買い取りをしてもらえる業者を選ぶようにしましょう。物によっては、リサイクルショップよりも高値で引き取ってもらえる可能性もあります。
1-4.ネットオークションを利用
自分が納得できる価格で大型の不用品を売却したい場合は、ネットオークションを利用してみるのもよいでしょう。出品には写真撮影や文字での説明、配送などの手間もかかりますが、状態の良好な商品であれば高く売れる可能性があります。
ただし人気の大型家具でなかった場合、売れ残る可能性もあるので、家具の相場を知っておく必要があります。
1-5.自分で解体
DIYが得意であれば、自分で大型の不用品を解体して、普通のごみとして処分することも可能です。電動ののこぎりなどが家にある方には、自分で解体するのもおすすめです。
しかしのこぎりは危険な道具でもあるため、慣れた人でないとケガをする恐れがあります。
1-6.店で下取りしてもらう
お店によっては、大型の不用品を下取りしてもらうことが可能です。下取りの場合は買い取りの場合とは違い、新しく商品を買う必要があります。引っ越しした場合など、大型の家具を新調する場合には便利なので、新調する予定のある方は下取りを検討してみましょう。
2.大型の不用品回収料金の内訳
不用品の回収料金は、サイズが大きいほど高くなる傾向があります。理由を知っておけば、料金も計算しやすいので、ぜひ覚えておきましょう。
費用の相場を知っておけば、悪徳業者にも引っかかるリスクを下げられるので、覚えておいて損はありません。
2-1.内訳1処分にかかる費用
大型の不用品には処分費用が必要です。
一般廃棄物の相場費用はあらかじめ決められていますが、自治体によって相場は変動します。一般廃棄物に該当する場合も、産業廃棄物の場合も、処分費用は自治体で決められています。
2-2.内訳2車両にかかる運送費
大型の家具などの不用品は、トラックで運ぶ必要があるため、運送費や車両費などがかかります。車を動かすにはガソリン代が必要で、トラックの種類によって車両費も決まっています。車両費を節約したい場合は、自分で持ち運ぶしかありません。
2-3.内訳3人件費などの費用
不用品のサイズに関わらず、不用品を処分するときには仕分け作業が必要です。
自分で仕分けを行えば人件費はかかりませんが、業者にお願いするときには人手が必要になり、人件費も発生します。とくに大型家具の場合は重さがあるので、運搬に関する人件費も必要です。
3.引っ越しで出ると困る不用品の種類は？
引っ越しをするときには大型家具や家電製品などの不用品が出ることが多く、処理に困ってしまうこともあるでしょう。家電なら「テレビ」や「洗濯機」、大型家具なら「テーブル」や「ベッド」、衣類は「スーツ」や「ジャケット」、他にも本やCDなどを処分するのにお金がかかります。
引っ越し業者の中には、引っ越し作業と同時に不用品を引き取り、処分してくれるサービスもありますので、セットで申し込むとお得です。
4. 無料の回収で起きるトラブル
無料の回収業者は一見便利に思えますが、昨今トラブルが多発しています。たとえばトラックで巡回していて、無料で引き取ると言っていたので安心していたら、トラックに積み込んだ途端に高額の費用を請求されるパターンです。
少しの費用を惜しんだばかりにトラブルに巻き込まれる危険性が増すので、無料という言葉に踊らされず、回収業者にお願いするときは、ネットの口コミなども忘れずにチェックしておきましょう。
5.まとめ
今回は、大型の不用品（粗大ごみ）を処分する方法や料金の内訳などについて解説してきました。無料の回収業者は便利なようにも思えますが、中には悪徳業者もいるので気をつけましょう。騙されないためにも、料金の内訳や相場などを知っておくことが重要です。 大型の不用品の回収業者選びに迷ったときは、ぜひ「株式会社SRT」にご相談ください。不用品回収の知識が豊富な当店では、アドバイスや回収などのお手伝いをしております。
